yoshiokubo

デザイナー自身の“今まで見た事のないパターンやディティールを追求したい” という気持ちを、
クチュール時代に培った技術を駆使し自身のコレクションに投影させている。
またそれは決してひとりよがりのものでなく着た人に
“服のデザインやディテールをもう一度考えてもらいたい”という願望のもと
上質なパターン、きめ細かな縫製技術をベースに、一貫して衣服としての機能を重視した着心地の良い日常着を提案している。


2024 Autumn&Winter Thema
「Trick Play ― 眩惑 ―」

同じ空間に同じく存在しているものが
ガラスケースによって「こちら」と「あちら」
あるいは
「現実」と「非現実」とに分けられたように感じる

曖昧なようでいて明確な「隔たり」
その不思議な感覚を「流線形」をキーワードに
パターンや異素材使いで表現したコレクション

【眩惑(gen-waku)】
眩惑の「眩」は「まぶしい、目がくらむ」といった意味を持つ漢字。 そこから、目くらまし、相手の意表を突くようなトリックプレー、 見る人を翻弄するマジック、突然目に飛び込んできた光に気を取られて正体を見失う瞬間、 といった具合に意味を広げて捉え直し、 「流線形×異素材使いで”意表を突く”」という今季のコンセプトを象徴する言葉に据えました。

2024 Spring& Summer Thema
「混濁―Kondaku―揺らぎ重なる凉爽(りょうそう)服 」

分厚いガラス鉢に顔を近づけて眺めた金魚たち
水中メガネ越しに見た揺蕩う海藻
結露ができた窓の向こうに広がる光景
夏祭りで見かけた氷バケツの中の瓶ラムネ
アクリルに色を何層も重ねて作ったアート作品

少し歪んだような、境界線が曖昧な“まやかし”のような
ある夏の日に見た“瞬間”への憧憬――

その不可思議なさまを、チュールやカッティング、デザインを駆使して表現したコレクション。

17商品
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Designer / デザイナー|Base(Start)
Yoshio Kubo / 久保 嘉男|Tokyo , Japan(2005)
来歴
00年Philadelphia University’s school of Textile & Scienceファッションデザイン学科卒業後、オートクチュールデザイナー Robert Dane氏のもと4年間ニューヨークでクチュールの全てのコレクションを氏と共に作製に携わる。帰国後 yoshio kubo 05年S/Sよりコレクションを発表。

公式サイト
https://yoshiokubo.jp/